10月7日(月)
釣行者:岩下 小門 釣行日:9月7日 釣行場所:坊津久志(大瀬) 筆者:岩下 まだまだ暑い日が続き、海水温も27度前後の海。台風が過ぎた9月前半にグレ釣りには時期が早いと思いながらも坊津久志へ小門君を無理に誘って釣行してきました。 前日予約を渡船の「松風」に入れた際グレの情報は殆んどなく、釣り客も私たちのみでした。
午前6時の出港に合わせ、早々に久志港へ到着。私たちだけかと思いましたが、やはりいました! 暑さに負けない釣り師が。しかも知っている方で、渡船内では会話をしながら渡礁先へ向かいました。 グレシーズンでは釣り師が多く磯をなかなか選べませんが、船長から「どの瀬でもいいですよ」と。どの磯もエサ盗りは多いだろうと思い、潮通しのいいところをお願いし「大瀬」へ渡礁しました。名前の通り大きな瀬で少しだけ日影ができています(昼前には無くなりますが…)。 早速、マキエを作りますが汗だくです…。エサ盗りが多いことを想定してオキアミボイルを混ぜてみます。ツケエもオキアミ生とボイルを用意しました。 最初のうちは餌取りも見えず、期待が持てると思いましたが、30分を経過したあたりから、エサ盗りがどんどん増えてきました。イスズミ・オヤビッチャ等々、真夏の魚でいっぱいです。沖では小型のシイラも活性が高いようです。仕掛けを回収している途中で掛かってしまいウキごと飛ばされ散々です。 しかも潮の流れも落ち着かなくなり、どんどん速くなり、辺り一面カガミのようになり釣りがしにくい状況が続きました。 偏光グラスを透してエサ盗りの下にグレらしき魚が見えていますが、エサを捕食するような動きではなくフラフラしています。運よく深く探れてもグルクンや根魚。全くダメな感じです…。
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釣り座は比較的足場が良く、結構潮も流れているように見えました。とりあえず、仕掛けは竿1.25号、道糸1.75号、ハリス1.7号から始めてみます。ウキはソルブレ『アズール』0号、ガン玉G5をからまん棒の下に付けて、ハリス2ヒロでやってみました。
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日も高くなり暑さが堪えてきます。そんな中、竿が久々に曲がります。しかし「白い…」。イスズミに落胆を隠せません。 一方、私は潮の流れが速くなってきたので、仕掛けを少し重くし流してみると穂先に僅かなアタリがでて、アワせてみると25cm程の小型の尾長グレ。これが貴重な1尾となりました。
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この後はエサ盗りばかり。午前10時過ぎに潮の緩く流れる場所を狙ってみようと瀬替わりをし「双子瀬」へ。小門君はせっせと準備し釣りを開始しています。私は暑さに弱いので、持参していた日傘+伸縮ポールを繋ぎ竿休めに差して日影を作り、私は猛暑と餌取りに負け早々に片付けて、昼食を摂ったり仮眠したりと暑さに耐えながら迎えの船を待ちました。 状況はやはりここもエサ盗りばかりで、熱心に釣りをしていた小門君の集中力も途切れはじめていました。 今回、久々の磯をそれなりに満喫できましたが、次回は暑さが和らでくれることを願い久志港を後にしました。
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